2019年 11月 30日
アフタヌーンティーのよそほひ 〜英國紅茶物語〜
「アフタヌーンティー」は、英国が生み出したもっとも有名な紅茶文化。午後4~5時頃に紅茶と菓子を楽しむ習慣はヴィクトリア女王の時代に始まったとされ、貴族の婦人の社交の場としても催されました。ヴィクトリア女王の生誕200周年を迎えた今年、様々なシーンで楽しまれてきた「紅茶の世界」を紹介。紅茶の歴史からヴィクトリア時代のアフタヌーンティーの発祥、大衆へと広がっていく紅茶文化などを、その時代の優雅なドレスとともに振り返る展示会です。展示品は、東京のCHA TEA紅茶教室立川碧先生の約300点を超えるコレクションのティーセットや銀器などの茶道具、紅茶にまつわる版画や書籍、美術館所蔵のドレスなど、紅茶文化好きの知的好奇心をくすぐる内容です。
大変光栄なことに、この展示会に丸山洋子先生のテーブルコーディネートも展示させていただいております。歴史を辿る展示の最後に「現代のアフタヌーンティーテーブル」として展示されています。テーブルはこの時期に合わせて、少しクリスマスをイメージしたものです。こちらは1月からお正月のアフタヌーンティーのテーブルセッティングに変わります。テーブルウェアはノリタケさんのご協力です。
もうすでに何度も足を運ばれていらっしゃる方もおられるようです。このような紅茶文化に触れられる展示会は全国でも珍しいと思います。ぜひぜひお出かけくださいませ!