2021年 04月 24日
神戸阪急 マイセン展 ロイヤルブロッサムのティーテーブル
4月22日から神戸阪急本館9階にて「マイセン展」が開催され、
会場内のティーテーブルとディナーテーブルのコーディネートを、丸山洋子が担当させて頂きました。
会場内のティーテーブルとディナーテーブルのコーディネートを、丸山洋子が担当させて頂きました。
圧倒的存在感の花器に負けず、テーブルウェアもグラスもとてもかわいいのです。
ティーポットやシュガーポットにも一輪の花があしらわれています。
(以下、GKジャパンホームページより)
「スノーボール」は、英語で「雪の花」という意味のほかに「ガマズミの花」を意味しています。
「ガマズミ」は、スイカズラ属の低木状の植物で多散花序の白い花びらが特徴の可愛らしい花です。
「スノーボール」装飾は、アウグスト強王の息子、アウグストⅢ世が最愛の王妃、
マリア・ヨゼファに「枯れない花を贈りたい」という願いから誕生しました。
この王の命を受けたマイセンの造形家、ヨハン・ヨアヒム・ケンドラーが、自然の植物である「ガマズミの花」を手本に1739年に「スノーボール」という装飾を生み出しました。花弁の一つひとつが型と手のひらを使って作られる装飾で、マイセン貼花装飾の最も有名なものです。
「究極のロココ」ともいうべきもので、実用面よりも完璧に施された装飾がみどころです。また、さまざまなアイテムを「スノーボール」で覆うだけでなく、そこにからまる枝や葉、そして小鳥が立体的に表現されていたり、豪華な金彩があしらわれたりと、多くのデザインがあります。その技術と伝統は、今日までマイセンで生き続けています。
by yokomaruyama
| 2021-04-24 13:21
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